7月のイベントといえば七夕ですね。
子ども達が盛り上がる行事とも言えます。
保育園や幼稚園では毎年、園児達に七夕についてアレコレ説明したり、織り姫と彦星の紙芝居や劇を見せたりするでしょう。
しかし、七夕の歴史は古く、子ども向けに説明しようとしても噛み砕いた表現が難しい!と感じた事はありませんか?
今回は、七夕に竹(笹の葉)を飾る理由について、どんな由来があるのか?
また、なぜ短冊に願い事を書いてつるすのか?笹の葉(竹)に飾る「七夕飾り」には、どんな意味が込められているのか?
という疑問を、園児にも分かりやすい言葉でご紹介しちゃいます。
というか、歴史の本なんか開いちゃうと大人でも理解に苦しみます(^_^;)
ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。
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七夕に竹を飾る由来を子供に伝えるには?
七夕に竹(笹の葉)を飾る由来としては、
「竹や笹は、根が強いので生命力が強いとされていて成長が早く、また殺菌力が強いので、魔除けとして使われていた」
「中が空洞になっているので、神様が宿っている」
と考えられていたとされています。
ただ、このまま説明しちゃうと園児には伝わらないと思うので。
子ども向けの説明だと
「竹って、まっすぐで大きくてとっても綺麗ですよね。〇〇保育園(幼稚園)のみなさんも、この竹のように大きく、そしてまっすぐに、元気にすくすく育ってほしいと先生は願っています」
とか (´・ω・`)
「竹って、タケノコが大きくなったものなんですよ。そのタケノコは1日で30cmも伸びちゃいますっ(30cmが分かる物を見せながら)だからあっという間に、あの大きな竹になるんですね〜。みなさんも竹(タケノコ)のようにたくさん身長が伸びて、大きくなりますようにと願いを込めてお祈りしましょう」
竹の説明が終わると、流れ的に「短冊の願い事」についての話になりますよね。
七夕に飾る短冊の由来を簡単に説明するにはどんな方法がある?
では、なぜ短冊に願い事を書くのでしょうか?
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一般的な由来としては、「字が上達するように」という風習があったとされています。それが時代と共に短冊に文字を書くと願い事が叶うという様にに変化していったのです。
また、短冊に願い事を書いて笹の葉(竹)に飾ると、織り姫と彦星が巡り会う力で願いが叶うという、七夕祭りが出来たという説もあります。
子ども達に説明する場合には
「習い事が上手になりますようにと願いを込めて、真っ直ぐ伸びる竹につるしてお祈りしましょう」
「織り姫さまと彦星さまが1年に1ど巡り会う力で、短冊に込めた願い事も叶いますようにとお祈りしましょう」
ここは、織り姫と彦星を混ぜた説明にすると良いかもしれませんね。
では最後に、七夕飾りについてです。
子ども達もお手伝いして、折り紙を折ったかもしれませんね。
体験する事で、より一層由来が頭に入りやすくなるでしょう。
七夕飾りにはどんな由来があるのか子ども向けに説明すると?
そもそも、なぜ七夕飾りをつけるのか?
七夕飾りの意味は、夏の風物詩やお供物を折り紙で表現して飾り、神様やご先祖さまを祀るという意味があります。
よくある飾りで、
- 短冊→習い事が上達するように
- ひし形つなぎ・あみ飾り→裁縫が上手くなるように(昔は布や飾り糸だった)
- ちょうちん・野菜→神様やご先祖様へのお供物
- スイカ・ナス→夏の風物詩(食べ物)
- 貝つなぎ→海の恵みを受けられるように
園児に説明するには、
「夏の食べ物を神様に食べていただくために飾ったり、お願い事が叶うように折り紙にも願いを込めています」
「いろんな色でたくさん飾った方が神様も喜ぶし、みなさんの願い事もお空まで届きやすくなるように。という願いを込めて飾っています」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子どもって素直に疑問をぶつけてくるので、あまり真剣に説明しようと力まずき、ポイントだけ抑えられていたら大丈夫と思います。
大事なのは、子どもたちと一緒にワクワクしながら楽しむ事ですよね☆
楽しい七夕の行事になりますように☆彡
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